ロシア渡航関連情報

5月9日ロシアでのパレード見学は自粛を [ロシア渡航情報]

投稿日時:2011/04/17(日) 11:50

5月の渡航日程で多くの方にロシアビザの申請代行サービスをご利用いただいております。

誠にありがとうございます。

また、来週の申請での緊急の取得のご利用も受付中です。

今年も5月にはたくさんの方が当センターのビザサポートでロシアに渡航されますが
例年5月の渡航で気を付けていただきたい点があります。

5月には、ロシアも2つの祝日があります。

5月2日月曜日 「春と労働の日」(旧メーデー)
5月9日月曜日 対独戦勝記念日

この期間のロシアでは親日感情が低下する傾向があります。

5月9日の対独戦勝記念日には各都市の中央広場で大規模な軍事パレードが行われ
大勢の群衆が集まり、全国同時に一斉に花火が打ち上げれ、その模様が生中継されます。
ソ連の第二次世界大戦の死者は26,600,000人と言われています。

メーデーと言うソ連時代の象徴的な行事、そして対独戦勝記念日と
否が応でも、「ナショナリズムに火が付く」5月の全般となります。
近年のロシア大統領の動静もナショナリズムを強めている傾向が顕著です。

各都市の中央広場やメインストリートに戦車が走り、軍隊、軍隊OBによる
パレードが行われ、大勢の人が見物にやってきます。
人々の熱狂は、普段のスポーツ観戦とは全く異なり独特の雰囲気となります。

戦災で亡くなった先人を偲ぶとき、加害者のことも脳裏に浮かぶこともあるでしょう。
当時のファシスト政権のドイツと同盟を結んでいたのが日本です。

ソ連、ロシアと日本の戦いは、現在も双方に言い分があります。
「どちらの主張が正しいか」という問題は、さておき、
歴史教育は双方が主張する通りに行われていることを考えなければなりません。

5月、特に9日の軍事パレードや当日の夜の街に日本人が興味本位で安易な気持ちで
外出や見物、大騒ぎなどは避けるようにご注意をお願いいたします。

トラックバック一覧

ブログ最新記事